総合建設会社より転職/
技術(建築)

技術(建築)

ビルサービス事業本部
首都圏ビル事業部
建築設備担当

藤田 規克

20年の現場経験を活かし
プロパティマネジメント会社の
建築業務を支えています。

転職のきっかけ

大学で建築を学びゼネコン(総合建設会社)に就職、ビルや商業施設、マンションの新築工事現場の副所長や所長として約20年勤めました。自分が責任者として手掛けたビルが竣工したときの喜びは格別です。自身の仕事に大きなやりがいを感じつつも、一方でこれからの建築業界を考えるに、完成後の建物の維持管理や計画的な改修・リニューアルなどの仕事も大きな社会的役割を担うことになるであろうとも考えていました。また、自身としても、ビルのオーナーや利用者にもっと近いところで、お客様のお顔が直に見える仕事にも魅力を感じるようにもなっていました。そんなとき、NTTアーバンバリューサポートという会社のことを知ったのです。NTT都市開発の物件を中心に建物を運営管理しているプロパティマネジメント会社ですが、工事も直接受注し、会社の経営の大きな柱となっているとのこと。20年積み上げてきたこれまでの経験を糧としつつ、目先を変えて、同じ建築分野でも新たな仕事、働きかたに挑戦してみるのもいい。NTTアーバンバリューサポートで働こうと思いました。

現在の仕事とその魅力

入社当初から首都圏ビル事業部の建築設備担当に所属しています。リニューアル工事やテナント工事で個別のプロジェクトに関わる一方で、業務フローの見直しや工事履歴の管理方法の検討、各設備の修繕周期に関するデータの整理など、自分で課題を見つけてはその解決方法を考えるといったことにも積極的に取り組んできました。社内からは「工事計画が立てやすくなった」「物件の担当外でも工事履歴がすぐわかる」といった声をもらい、自分の経験が活かせたことを嬉しく思いました。
2017年からは課長としてマネジメントもしています。社としては、数年前から工事受注件数が急増していて忙しさも増してはいるのですが、一人に負担が集中しないよう、互いにカバーし合いながら負担を分散するマネジメントを心掛けています。当社は建築、電気、設備の各技術者が建物ごとにチームを組み、密に打ち合わせを重ねながらプロジェクトを推進します。それぞれのプロが責任を持って関わることによる専門性の高さと、連携から生まれる質の高い、かつ独創性のあるプランニング、工事のスムーズな進行などが特徴です。その専門家たちが存分に力を発揮できる環境づくりが課長としての私の任務だと思っています。

img

入社してよかったと思うこと

前職での経験が約20年あり、いわゆる中堅としての入社であったこともあり、入社当初から自分の考えでさまざまなことに取り組ませてもらっています。「NTT」という名前から“堅い”イメージがあり、業務フローや社内規程などが厳格で、あるいはそれが大変かもしれないと想像していましたが、そうではありませんでした。確かに書類作成などは多く、決裁や契約などに関する社内手続きも厳密なところはあります。しかしそれらは、業務の確実性やコンプライアンス遵守上不可欠なことであり、すべて意味のあることなのです。入社して感じたのは“堅い”というよりはむしろ、もっと自由な空気でした。「自分でいいと思ったら積極的に取り組もう」という主体性を重んじる社風や、「みんなでもっと良い会社にしていこう」という活気を感じたとき、この会社を選んでよかったと改めて思いました。
私もこの会社の、堅実でそれでいて自由活発な社風を体現していきたいと考えています。

ICTの時代の先頭で

NTTグループに対するお客様の信頼や期待の大きさは、入社後に改めて感じました。「NTTなら間違いない」と皆さんが感じてくださっている。期待値は最初から高いのです。その上で「さすがNTTだ」と言っていただくためには、期待以上のものでお応えするしかありません。お客様が本当に望んでいるのはこういうことではないか、もっとできることがあるのではないか。つねにそんな自問自答を繰り返しながら、業務に臨んでいます。
NTTならではのICTを活かした取り組みも期待されています。すでに建物管理における清掃ロボットや警備ロボット、画像解析技術の導入、設備点検におけるウェアラブルカメラやサーモカメラの活用、設計のお客様提案における3D CADの活用など、各種先端技術の活用に取り組んでいますが、お客様のご期待にお応えするため、この取り組みをさらに推進していきます。新しい時代の新しい管理をNTTアーバンバリューサポートが切り拓いていく――そのために、私も尽力していきたいと思っています。

img