不動産管理会社より転職/
プロパティマネジメント(PM)

プロパティ
マネジメント
(PM)

関西ビル事業部
関西PMグループ 

昆田 紀美世

初めてのPM業務
気さくな仲間と上司が
背中を押してくれます。

転職のきっかけ

コンピューターや複合機の法人営業、不動産管理会社での契約事務などを経験後、当社で勤め始めました。当初は派遣社員として、その後、契約社員を経て、5年目には正社員となりました。当社では職場の皆さんがとても気さくで、派遣社員として勤め始めたころからこの会社が好きでした。また、さまざまなお客様と接することができるこの仕事がとても楽しくて、正社員として働きたいと思っていました。けれども、正社員になれば責任が大きくなりますし、私には建築の専門知識がありません。正社員化のお話をいただいたときは不安になりましたが、皆さんから「大丈夫。昆田さんらしくやればいい」と言っていただき、入社を決意しました。

現在の仕事とその魅力

契約社員時代から物件に関わる機会もありましたが、関わりは限定的でメインは社内での事務的な業務でした。正社員となり、PM担当として自らの担当物件を受け持つことになりました。現在は3棟のオフィスビルを担当、日々の管理業務やテナント様の入退去にともなう付帯業務の契約手続き、各種ご相談にもご対応しています。 また、オーナーへのPM報告会やBM(ビルマネジメント)会社連絡会などの運営、CSアンケートの実施・活用の推進、業務のRPA(ロボティクス・プロセス・オートメーション)化など、さまざまな業務にも取り組んでいます。特にCSアンケートは契約社員として働き始めた頃から継続して携わっているもので、私自身思い入れがある業務です。テナント様の声を伺いPM業務に反映させていくことが目的で、オフィスの使い心地やご要望などを収集します。お声については建築担当・設備担当を交えて対策を考え、緊急性や実現の難易度などを考慮しつつ、実現に向けてオーナーであるNTT都市開発㈱に提案します。提案が採用されると実現。アンケート結果のなかに「前回指摘したところが改善されていました。ありがとうございました」といった内容を見つけると本当にうれしくなります。「お客様満足度の向上、お客様目線での改善」に向け、今後もこの取り組みを推進していきたいと考えています。

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入社してよかったと思うこと

これまでは、上司は指示を出す人であり、部下を厳しく管理する人だと思っていましたが、ここでは全く違いました。何でも相談できるし、問題の解決に向けてはフラットな立場で意見を交わすことができます。自分の意見を尊重してもらえます。上司は、私の意見をしっかりと聞いたうえで、「この点は気をつけて、あとはその方法でやってみよう」と背中を押してくれます。あるいは、資格の取得に向けてチャレンジしているときには、試験が近づくと「勉強しなくて大丈夫か、早く帰って参考書を読んだら」と勉強に充てる時間がつくれるようフォローしてくれます。組織全体があたたかで、家族のような雰囲気があるのです。社歴や肩書きに関係なくお互いを尊重し合い、知恵を出し合って目的に向かう、個々人のスキルアップに向けフォローし合う――この点が会社の大きな魅力だと感じています。

PMとして必要なこと

つい最近、お客様から学ばせていただいたことがあります。担当しているビルのエレベーターの更改工事についてテナント様と工事内容やスケジュールの打合せを行っていたときのことです。ご担当者様の、ビルへの来訪者や自社従業員の安全確保のための配慮がきめ細やかで、例えば、工事に際しての養生の方法ひとつ取っても、段差ができてつまずくことのないよう細部まで注意を払われるのです。そういった配慮について、本来はこちらからご提案すべきところ、反対にさまざまなご提案をいただき恐縮するのと同時にとても勉強になりました。「相手の立場に立って細心の注意を払って考えること」、その姿勢と目線の大切さを改めて学び、これからのPM業務に活かしていきたいと胸に刻みました。
今後は、テナント様との契約更改業務も任されることになりました。賃料交渉も伴う契約更改のシーンでは、私たちPMとテナント様との信頼関係が問われることにもなります。お客様目線で考え、お客様から頼っていただけるPMとなれるよう、また、ICTなど進化し続ける最新技術へのアンテナも高くして、NTTアーバンバリューサポートらしい付加価値をご提供できるよう努めていきたいと思います。

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