PERSON

多彩なフィールド、
一人ひとりの成長の軌跡

誠実さとチームワークで、
働く人々を支え続ける

オフィスPM

戸室 帆乃夏

首都圏第一事業部
第一グループ 大手町営業所

現代教養学部卒。2021年入社。首都圏第一事業部 第三グループ 首都圏営業所(組織名は取材時点)で上場REIT物件のPM業務を3年務めた後、2024年7月より現部署にてアーバンネット大手町ビルのPM担当。

UVSとの出会い

就職活動は不動産業界を中心に行っていました。商業施設でアルバイトをする中で不動産管理というジャンルがあることを知り、間近でその人たちの業務を見て、「働く人々を支える仕事」がしたいと思うようになりました。
UVSのインターンシップに参加したときは、当社もそうした仕事ができる会社の1社程度にみていただけだったのですが、そこでのグループワークが不思議なくらい楽しかったんです。それを採用担当者に伝えると、学生一人ひとりの適性を見ながら丁寧にチーム分けしたのだとお聞きし、なるほどと思いました。そしてここまで個々人に向き合う会社なら、入社した後もきっと自分らしく働くことができる、私の長所を存分に引き出してもらえる、そう感じました。
その後、都内にある管理物件をいくつも見て、その落ち着いた心地よいオフィスビルの雰囲気にも惹かれ、こうした物件を管理したいと入社を決めました。

これまでの歩み

2ヶ月の新人研修を終えて配属されたのは、首都圏第一事業部 第三グループ 首都圏営業所。私はここで、NTT都市開発投資顧問がAM※を務める上場REIT※物件のプロパティマネジメント(PM)業務を担当しました。最初は先輩に付いて業務を覚え、半年ほど経った頃から自分の担当物件を持つようになり、2年目には4物件を任されていました。いずれも10階建以下の中小規模オフィスビルで、入居テナントであるお客様の募集や契約、賃料の回収、共有部の管理・修繕などを行い、資産価値を高めるのがミッションです。
部署では1物件・1PMが基本ですが、メンバー同士つねに情報を共有し合い、課題やトラブルには全員で対策を考えます。あるとき、当社が管理業務を新たに受託した物件を私が担当することになりました。オーナーは当初若いPM担当にとても不安を感じておられるようでしたが、以前の管理会社が対応できなかった課題を私が解決するごとに、信頼度が高まっていくのがわかりました。まさにチームで勝ち取った信頼です。同時に自身の課題解決力を高める経験ともなり、私にとって大きな自信になりました。

  1. ※アセットマネジメント

  2. ※Real Estate Investment Trustの略で、不動産に特化した投資信託の一つ

現在の業務とやりがい

4年目を迎え、第一グループ 大手町営業所に異動。私はNTT都市開発が所有するアーバンネット大手町ビルのPM担当となりました。大手金融グループが入居する大型ビルで、私を含む3人のPMと建築担当が管理事務所に常駐して業務に当たります。以前の担当物件より規模が大きい上にNTT都市開発からさまざまな業務を任されているため、仕事の幅は以前に比べて格段に広がりました。中でもイベント業務は私にとって楽しみの一つで、定期・不定期を含めてあれこれチャレンジしています。先日もNTT合唱団を招いてのミニコンサートを開催しました。当初の予算計画にないものだったので、イベント企画会社は使わずすべてが手作り。防災センターさんや警備の方たちにもご協力いただきながら、無事終えることができました。
PM業務は、年単位、月単位で見ればほぼ同様のスケジュールの繰り返しですが、日単位では一日として同じ日はありません。お問い合わせやご相談、トラブルなど、ビルで働く人々とそこを訪れる人々の数だけ、私たちの仕事にはバリエーションがあります。まだまだ学ぶべきことばかりですが、そんな刺激的な毎日を少し楽しめるようになってきたところです。

UVSのこと、これからのこと

新入社員の頃、すごくおせわになった先輩から「自分なりの仕事の軸を持つと、働きやすくなるよ。戸室さんなら『誠実』という言葉がぴったりだと思う」と言ってもらいました。当時の自分を思い返すと反省すべきことばかりで、先輩はたぶん私の長所をどうにか探してくれたのだと思いますが、それ以来、この言葉を自分の軸に定め、苦しいときや判断に迷ったときにはいつも「それは誠実か」と考えるようにしています。
インターンシップで感じた「自分らしく働ける会社」という印象は今も変わっていません。これまで、上司や先輩方はいつも生意気な私の意見に耳を傾け、温かくそして丁寧に導いてくださいました。今は後輩もできて、今度は自分がその役目を果たさねばならないと思っています。
この会社には幅広い職種や業務があるので、PMにかぎらずこれからさまざまな経験を積み重ねていきたいですね。地方案件や社会課題などにも積極的に取り組んで、私の可能性を私自身で見つけていけたらと思います。

(2024年10月インタビュー)

PAGE TOP