PERSON

多彩なフィールド、
一人ひとりの成長の軌跡

幅広い知識・技術を習得し、
地域で愛され続けるビルに

工事(電気)

豊田 勇輝

九州事業部

工学部電気電子システム工学科卒。2021年入社。首都圏第一事業部 建築グループ(組織名は取材時)の電気担当として、オフィスビルの中長期計画策定や秋葉原UDXのテナントの入退去工事を行う。2024年7月より現部署にて博多イーストテラスなどの建築設備工事を担当。

UVSとの出会い

大学で専攻していた電気に関わる仕事がしたいと、建設会社を中心に活動していました。あるとき就職サイトでUVSを発見。不動産管理という業界はよく知りませんでしたが、なんとなくNTTの文字に安心感を覚えて、インターンに参加してみました。そこでは実際の工事現場などを見学。建物の修繕だけでなく、リニューアルやリノベーションなど多種多様な工事を行っていること、電気技術を業務に活かせる部署があることを知り、強く惹かれるようになりました。
UVSの内定をもらったあと、他の内定先とで迷っていたのですが、そのことをUVS人事の方に伝えると、すぐに電気担当社員二人との面談が用意されました。業務内容、働く環境、待遇、福利厚生など、リアルな話を包み隠さず聴かせてもらうことができ、入社後の生活をしっかりイメージすることができました。同時に、一人の学生への誠実な対応にも感動し、迷うことなく入社を決意しました。

これまでの歩み

最初の配属は、首都圏第一事業部 建築グループ。60名ほどと社員数が多く、建築・電気・設備(空調・衛生)の3つの専門技術の社員が所属しています。私は電気担当として、当時当社が入居していた秋葉原UDXのオフィスや商業のテナント工事に携わりながら業務を覚えていきました。業務は「設計監理業務」と「請負工事」があり、その両方に携わっていました。「設計監理業務」での当社の役割は、ビルオーナーの立場でビルの品質向上や安全・安心の確保、工事価格・工程などを「計画(設計監理)」し工事完成までをマネジメントすることです。専門知識に加え、さまざまなステークホルダーとのコミュニケーション力が求められる仕事です。また、的確な指示や判断を行うためには電気の知識に加えて建築や設備に関する知識も必要で、それらを身につけるためにも、新人のうちはとにかく現場に足を運び、目と耳を使ってさまざまな人から学び取るよう努めました。その後いくつかの中小ビルも担当させてもらい、ビルオーナーへの中長期修繕計画の提案などへと業務範囲を広げていきました。
一方「請負工事」では、現場で工事を「管理」する役割も担います。工事の安全対策、品質確保、工期の厳守、ビルオーナー・テナント・工事協力会社の間に立ち最適解を導き出すことなどが求められます。「設計監理業務」と同様に上司や先輩に付いてまわりながら業務を学びました。2年目になると少しずつ仕事を任されるようになり、お客様と直接お話をする機会も増えました。ときにはお叱りを受けることもありますが、難しいご要望や課題をクリアするごとにお客様からの信頼が増していくのが感じられ、それがまたやりがいとなります。

現在の業務とやりがい

4年目の夏を迎え、九州事業部に異動しました。首都圏の建築グループとは違いほとんどのエリア事業部では、専門技術分野ごとに担当が分かれておらず、技術系社員は「建築設備担当」として建築・電気・設備の技術全般を担います。これまでも必要に応じて建築や設備のことを学んではきましたが、これまでの知識量では到底及びません。また新人の頃のように、知識や技術の机上での学びと現場での習得の日々が始まっています。
現在、自身がメインで担当するのは博多イーストテラス。2022年に開業し、地域では最大級の無柱オフィス空間であり、耐震性と長時間運転可能な非常用発電機などの高度なBCP機能を有した次世代型オフィスビルです。最先端の技術がふんだんに詰め込まれており、技術者として経験を積むには最高の環境と言えるでしょう。まだまだ楽しめる段階ではありませんが、せっかくのチャンスを存分に活かし自身の成長につなげていければと思います。
九州でも「NTT」に対するテナント様、地域の皆様などからの「信頼」の高さを感じます。あるいは東京以上かもしれません。上司からは、地域の文化や価値観を理解するのも大切な仕事だと教わりました。博多イーストテラスが地元で愛され続ける建物となるよう、技術サイドからしっかり貢献していきたいと思います。

UVSのこと、これからのこと

UVSの強みは、なんと言っても経験豊富な社員が多いことだと思います。エリア事業部にもベテラン社員がたくさんおられ、みなさん建築も電気も設備もわかるオールラウンダーです。組織の規模が小さいぶん社員同士の距離が近く、毎日さまざまなことを教わっています。
目下の課題は資格取得。手厚い支援制度を活用して、まずは第三種電気主任技術者の試験を突破、その後は建築や設備に関する資格にも挑戦したいと思っています。現在の目標は技術者としてのオールラウンダーになることですが、将来は営業やPMなども経験して、不動産管理のオールラウンダーをめざしたいと考えています。チャレンジングに、そして貪欲に、これからも成長を続けていきたいと思います。

(2024年10月インタビュー)

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