WORK

開業準備業務

開業準備業務とは

開業前(開発、設計段階)から運営管理の視点で図面をチェック、運営・管理仕様を決定、各種規則を策定、維持管理に関する協力会社の選定など幅広い業務を行います。
開発段階から開業後を見越した高度な見識と、社内外多方面の関係者との調整力が求められます。また、社会情勢や最新技術に関する知識など、時流や未来を先読みする感度も必要です。

開業準備業務に求められるもの

部下

リレーション推進本部
プロジェクト推進部
プロジェクト推進担当
ICTマネジメント兼務

信夫 柾人

工学研究科 都市・システム学専攻。2021年入社。開発から竣工後の管理運営まで一貫して建物に関われる不動産管理業界を志望。NTTグループならではのICT技術に魅力を感じて入社を決めた。

上司

リレーション推進本部
プロジェクト推進部
プロジェクト推進担当
担当課長

高野 研太郎

工学部 建築学専攻。1995年NTTファシリティーズに入社し、通信施設やオフィス・住宅の建築設計に従事。2004年にNTT都市開発に転籍して住宅の企画・開発などに携わり、当社でPM総括業務を担当したあと、2020年より現職。

※本文中の社名・組織名称・時点は、取材当時のまま表記しています

さまざまな現場経験を活かしながら、
開発とPMをつなぐ

  • 高野

    信夫さんが東海事業部からこのプロジェクト推進部に異動してきて1年少々。入社5年目ながらもう若手社員たちの中心的存在になっていて、とても頼もしく思います。

  • 信夫

    ありがとうございます。でも私自身まだまだ知識が足りなくて、後輩に教えるよりも高野さんや先輩方に教わることの方が多いです。

  • 高野

    我々が携わる開業準備業務は、開発段階からプロジェクトに関わって管理の体制や環境を準備し、開業前にPM担当へとバトンを渡す。まさに“つなぎ役”として開発とPM両方の視点や知識を求められるから、覚えなきゃいけないことは確かに多いよね。

  • 信夫

    高野さんはこれまで設計から企画、開発、PM業務まで一連の業務をほぼすべて経験されていて、それぞれの立場からプロジェクトを捉えることができる。関係者全員がウィンウィンの関係になるよういつも心を砕かれておられます。昨年業務マニュアルの作成を担当させていただいて、とても勉強になりました。

  • 高野

    プロジェクト推進部はベテランと若手がいて、中間層が少ない。この先、複数の大規模プロジェクトが予定されていて、若手のレベルアップが喫緊の課題だったから、あのマニュアルをつくりました。信夫さんは前の部署で建築工事を経験してきたと聞いて、迷わずアサインさせてもらいました。もともと開業準備業務をやりたくて入社したんだよね?

  • 信夫

    そうなんです。でもまずは現場経験を積んでからということで、東海事業部の建築グループに配属されました。ちょうど「アーバンネット名古屋ネクスタビル」の開業を控えていて、メイン業務はオフィステナントの入居工事でしたが、自らお願いして開業準備業務の会議に参加させてもらいましたし、リーシング営業も経験できました。東海でUD(NTT都市開発)、UVSメンバーとともに過ごした3年間は、とても楽しかったです。

  • 高野

    それはいい経験をしたね。我々は開発とPMのつなぎ役を担う立場として、開発者側であるUDの考え方を知ることはとても重要だし、何よりいろんな人と接点をもてたことが、これから大きな財産になると思うよ。最近はUD以外の開発者が参画しているプロジェクトにも関わっているね。

  • 信夫

    はい。都市公園の開発準備をメインで担当させてもらっています。コンソーシアムによる開発で、自治体や代表企業・設計・建築会社など複数の団体や企業が提携しているため関係者間の調整が多くて大変ですが、ここでもまたさまざまな人たちと交流できて日々勉強になります。私はICTマネジメント担当も兼務していまして、東海事業部時代に日本で初めて取得した「スマートシティ国際認証」を全国の管理物件に展開する業務を進めているところです。

  • 高野

    これまで経験してきたものが、どんどん活かされ始めたということですね。そうなると仕事は格段に面白くなるよね。信夫さんは異動してきたときからスケジューリングや費用に対する心構えがしっかりできていて、これは東海事業部の3年間でたくさんのテナント工事を経験したからだと感じました。我々の仕事においても規模の大小にかかわらずこの2つが最も重要で、入社したばかりの人たちには現場配属を遠回りと思わず、しっかり基礎力を培ってもらいたいと思います。

若手の中心から部門の中心へ
期待と責任を力に変えて、
成長を続けていく

  • 信夫

    私は開発から竣工後の管理まで一気通貫で建物に関われる点や、多彩なアセットを経験できる点に魅力を感じて、この会社を選びました。高野さんは当社UVSだけではなく、グループ会社であるUDやNTTファシリティーズでも仕事をされてきて、UVSの強みをどのように感じていますか?

  • 高野

    この3社を含む「USグループ」ができて、確固たるバリューチェーンが築かれたことが一番の強みだと思っています。これは利益や損得だけの関係ではなく、グループ一丸となって最高品質を追求する体制。それぞれの人事交流も盛んになって、コミュニケーションのレベルがさらに上がったように感じる。建物の本当の品質は、竣工してから何年、何十年も経って初めてわかるものなので、この強みはとても大きいよ。

  • 信夫

    その強さの接続部分を、開業準備業務が担っている。面白いだけじゃなく、責任も重大だということがわかりました。後輩たちにもしっかりと伝えます。

  • 高野

    信夫さんには、これからプロジェクトリーダーを務めてもらう機会がどんどん増えてくると思う。今後は日比谷や田町をはじめとした大規模プロジェクトがつづいて開発されてくる。それらが本格化する頃には、若手の中心ではなく、ぜひ部門の中心であってほしいですね。

  • 信夫

    業務だけでなく、これからマネジメントも学ばないといけないということですね。急に汗がでてきました(笑)。ところで大規模プロジェクトになると、何が変わりますか?

  • 高野

    基本スタンスは変わらないけど、規模が大きい分、設備などが多くなり複雑性も専門性もどんどん増してくる。もちろん関係者も増えるから、意見の相違も起きやすいし、こちらの意図が関係者全員へ適切に伝わらなかった場合、その後の影響度も大きくなる。どんなベテランでも勉強を怠っては太刀打ちできないよ。

  • 信夫

    汗が止まらなくなりました(笑)。でもこれから高野さんと一緒に学べるんだと思うと、やっぱり楽しみです。これからもどうかよろしくお願いします!

主な担当物件

※開業準備業務の担当物件は、大半が開業後もPM業務を受託しています。

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