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工事(電気)

工事(電気)とは

電気は建物のいわば血流。とても重要です。最新の大規模複合ビルなどのハイスペックな電気設備も扱うことから、高度なスキルが求められます。技術革新に対応するための継続的なスキルアップも必要です。
また、関係者が多くチームで仕事を進めることから、協調性と自律性、プロジェクトマネジメント力が求められます。一方で、お客様と直接お話することも多く、コミュニケーション力と交渉力も必須です。

電気担当に求められるもの

2020
新入社員

首都圏第一事業部
建築グループ
首都圏建築設備担当
(取材当時)

漆原 璃玖

工学部電気電子工学科卒。2020年入社。理系学生向けの合同企業説明会でこの会社と出会う。「管理」ではない「監理」業務が自分の求める仕事と感じて入社。

トレーナー

首都圏第一事業部
建築グループ
首都圏建築設備担当
主任

加賀谷 侑治

工学部電気電子学科卒。電気設備工事会社で現場代理人として中小規模のビルを担当していたが、よりさまざまな電気設備に関わりたいと考え2017年に転職。

※本文中の社名・組織名称・時点は、取材当時のまま表記しています

監理は、現場とお客様の間に立って
すすめる仕事

  • 漆原

    いつも隣の席でお話しているのに、対談となると妙に緊張しますね。

  • 加賀谷

    いつも通りでいこうよ(笑)。配属されて半年、最近はけっこう忙しそうだね?

  • 漆原

    はい。10月になって担当のビルをいくつか持たせていただいてから、一気に。築年数の古いビルが多いので、メーターとか配線などの小規模な修繕が頻繁にあってバタバタしています。

  • 加賀谷

    これからもっとたくさん担当してもらうよ。今一緒に担当している新しいビルもそのうち任せるつもりだから。中期の修繕計画を立てていく中で、いろいろ学ぶことがあると思う。担当物件の予定をすべて把握して、一年の中でどうスケジュールを組み立てるか。突発的なものにも対応できる余力をつねに残しておくことも大切。マネージメント能力がすごく問われる業務なんだ。

  • 漆原

    担当者リストに同じ名前が何度も出てくるのを見て、びっくりしました。みなさん30とか40といった数を担当されている。私にもできるでしょうか?

  • 加賀谷

    少しずつ増やしていくから大丈夫。いつも先輩たちを質問攻めにしている漆原だから、全く心配していないよ。ところで、我々の業務は「監理」だけど、「管理」との違いは分かる?

  • 漆原

    はい。現場を監督するのが「管理」で、「監理」は品質・安全、工程や価格の適正をみること。監理は現場に寄り過ぎず、お客様との間に立って工事を進めていく仕事だと説明会で聞いて、迷わず入社を決めたんです。

オーナー様とテナント様。
それぞれにニーズがある。

  • 加賀谷

    そうだったんだ。今はオーナー様とのやり取りがほとんどだと思うけど、たくさんのビルを担当するようになれば、テナント様との交渉ごとが増えてくる。オーナー様が求めるのは資産の維持や向上で、テナント様は使いやすさや居心地の良さ。それぞれニーズも違えば知識も異なるから、技術の知識だけじゃなくしっかりとコミュニケーションできる能力が求められるんだ。そこを理解して入ってきたんだから、なおのこと心配ないね。

  • 漆原

    いえ、滅相もない。まだイメージで理解しているだけですから。でも最近、先輩方がお客様に話していた言葉を自分なりに使えるようになってきて、ちょっとは成長してるんだと嬉しくなりました。もちろん1年や2年で追いつけるとは思っていませんが、希望して就いた仕事ですから、電気担当新卒社員として長期戦の覚悟で臨むつもりです。

  • 加賀谷

    頼もしいな。資格試験の勉強は進んでるの?

  • 漆原

    入社していくつか薦められている資格があるので今はそちらを優先していますが、電気担当として「電気主任技術者」も早く取りたいと思っています。あと、建築の知識も高めないと。

  • 加賀谷

    僕は、前職で同じような規模やタイプのビルばかりを担当することに物足りなくなって、この会社に転職してきたんだよ。ここではNTT都市開発が推し進めるICTの活用だとか、最高水準の設備に触れることができる。覚えることがたくさんあって大変だけど、だからこそ面白いと確信を持って言えるよ。これから後輩が入ってきたら、自分が何をどう学んできたのかをしっかり伝えてほしいと思う。

  • 漆原

    はい。この対談で宿題をたくさんいただきました。そろそろ席に戻りましょう(笑)。

ある社員の一日

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